なつぞらの8月5日放送(109回)でなつの家族と一休さんが一緒に食べていた熊を使った料理が
とても美味しそうとネットで話題になっています!
それまで打ち解けていなかったなつの家族と一休さんが食事を一緒にすることで
次第に打ち解けていく感じが見ていて微笑ましいですよね~
食事ってそういう意味でも大事なものです!
この料理について、どんな料理なのか?料理名や作り方、熊の値段の相場なども含めて解説していきます。
なつぞら109回で家族が囲んで食べていた料理
なつぞら(109) 爽やか坂場、旅行会社のCMかと。明美ちゃん、大きくなって!抹殺だの撃ちたくなっただのあながち冗談でもなさそうな熊親父と泰樹。柴田軍、最強。ぎゅうぎゅうの囲炉裏端、坂場が足を崩せる日は来るのか。 pic.twitter.com/I8yfXVxPsz
— にじこ (@nijiko_dx) August 4, 2019
なつぞらの8月5日放送(109回)でなつは一休さんとなつの実家の北海道に結婚の挨拶にいきます。
なつの家族は変わり者が多い中、一休さんは最初は苦戦します。
特におじいちゃんは変わり者で一休さんも苦労しているようでした。
しかしなんとかなつのお父さんのフォローを受けて結婚の承諾を得たあとに
家族で一緒に熊の料理(スープのような鍋物のようなもの)を囲んで食べています。
そのシーンでおじいちゃんこと柴田泰樹役で出演中の草刈正雄が冗談を言ったりと和気あいあいしています。
このとき食べている料理が映像を見ている限りおそらくオハウではないかと考えられます。
熊肉のオハウについて
熊肉のオハウ pic.twitter.com/4D8OMgZbtz
— すーさん(猫捜し中) (@suimu_calcite) October 28, 2014
オハウとは普段聞かない言葉ですが、オハウはアイヌ語で「汁物」を指す言葉です。
魚やジビエ、野菜、野草などを加えてなんと塩だけで味付けした具たくさんのスープの事です。
主にその土地でとれた食材を使います。
いわゆる郷土料理ですね。
北海道はアイヌの系統や文化がまだやはり残っているそうです。
ジビエではないのか?
ジビエとは狩猟で得た天然の野生鳥獣の食肉を意味する言葉で語源はフランス語に当たります。
熊の養殖はしていないので、熊肉=100%ジビエになります。
他にも鹿、イノシシも100%ジビエになります。
オハウの作り方・レシピ
ここでは簡単なオハウの作り方を説明していきます。
まず料理に取り掛かる前に注意したいのが熊の肉はとても腐りやすいということです。
冷蔵庫でも腐り始めて強烈な匂いを放つことがあるので鮮度には注意が必要です。
一番いいのが手に入ったらその日のうちに食べることです。
もしくは真空パックで冷凍がおすすめです。
手順について
それでは手順について説明してきます。
今回は5段階に分けています。
オハウの調理工程はとても簡単なので是非一度試してみてください!!
手順①
鍋に水を入れて根菜類を入れていきます。(中まで日が通るのに時間がかかりますので、水から入れていきます)
イヌイットの郷土料理なので具材とかは案外ざっくり切っているかもしれないですね。^^
手順②
肉を叩いてミンチにします。
汁物には油身が向いています。そっちのほうがしっかり出汁が出るからだそうです。
もし選べるのであれば、脂身がしっかり入っているのを選びましょう。
手順③
鍋のお湯がわいたら、スプーンなどで熊肉をつくねのように掬ってなべに入れていきます。
熊の肉はかなり灰汁(あく)が出ます。
日本人はこの灰汁を取りますが、アイヌ人は取らないそうです。
なので取るかどうかはご自身の判断によります。
この灰汁は生き物すべてが兼ね備えている毒と言う人もいます。
また一方でアイヌ人はおそらく灰汁には灰汁のにしかない栄養素があると考えているのでしょう。
手順④
葉物野菜を入れる。
根菜やお肉に火が通ったら葉物野菜を入れていきます。
アイヌの肉を使った料理には欠かせないプクサキナもこのタイミングでいれます。
臭み取りにニンニクやユキザサ(ユリ科の多年草)といった薬味も入れたりします。
これも手にいれるのは難しくて楽天などでニリンソウとして販売されています。
手順⑤
塩をいれて味を整える。
味が決まれば完成です!!^^
熊の値段相場について
通販で買えるんだ。
フルーツのように臭みを感じない。食べたい 【北海道産】【数量限りアリ】ヒグマ/羆/クマ肉 モモ肉 500g【無添加】【ジ… [楽天] https://t.co/4xKwnL6gHF #RakutenIchiba pic.twitter.com/vtpWwOWnGP— 夏 (@natunotukiyono) April 29, 2018
熊にも色々種類はありますが、日本にいる熊はたった2種類しかいません。
北海道にいるのはヒグマ
そして本州にいるのはツキノワグマです。
なつぞらは北海道が舞台なので、ヒグマを使っています。
入手ルートは楽天などのネットが一番簡単に手に入ります。
地方などではスーパーなどに売っている場合もあるそうです。
しかい都心ではよほどのちんみを扱っているスーパーでないと売っていません。
100gの相場はおよそ1000円くらいです。
牛のおよそ6倍くらい
鳥の7~8倍になります。
まとめ
・なつの家族がドラマの中でたべていたスープ料理はオハウといわれているアイヌ料理
・作り方は肉や野菜を炊いて塩で味付けをするといったシンプルなもの。
・作り方は簡単だが食材を手に入れることが難しい。しかし楽天などで売っている。
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