香港といえば世界一物価の高い国で最近は治安も安定してきている国でしたが、
今香港は、中国人が香港で犯罪を犯しても中国本土への容疑者引き渡しを
可能にしてしまう逃亡犯条例改正案の撤回を求める声で溢れかえっています。
撤回を求めるデモは日に日に大きくなっています。
その中、日本企業の大塚製薬が香港政府寄りと言われているTVBからCMを打ち切ることをSNSで表明したことで
香港での人気や知名度が上昇するという自体になっています。実際売上も上がっているようです!
一つ一つ説明していきます。
犯罪容疑者の中国本土引き渡し条例による治安低下
引用元:https://youtu.be/pGfT3tOE6uQ
いま香港は大変治安が悪くなっています。
原因が中国人が犯罪を香港で犯しても身柄を中国本土へ引き渡すことを認める条例が原因です。
これに足して香港では大規模なデモが行われていて、主催者側の報告によると参加者23万で警察は5万人が動員されているそうです。
また議会も占拠されて「HK is not china」という落書きがスプレーで書かれたりしています。
これほど大きなデモは世界でも珍しいです。
そんな中大塚製薬がこの流れをうまく利用しました。
大塚製薬がTVBからCM撤退
この騒動の中、大塚製薬はTVBというテレビ局からCMの撤退をSNSで関係者に発表しました。
じつはTVB香港政府よりと言われていて、本土引き渡し反対側からはスポンサーにCMをボイコットするようにメッセージが届いていたそうです。
大塚製薬はCM撤退の理由に
「このタイミングでCMを流すということは見送るという営業上の判断」と言っています。
しかしこれに寄って香港でのポカリスエットのイメージは格段に良くなりました。
ポカリスエットの売上も上がっているようです。
他にもピザハットなどCM撤回を考えていると言われています。
味よりも政治、香港で民意をえたポカリ
この大規模なデモからわかるように、
これは賛成派VS反対派というより
民衆VS国家という構図になっていると考えれます。
だからTVBみたいに国家支持の側についてCMを流していると中国本土引き渡し賛成みたいにイメージが作られてしまいます。
逆にCM撤回をすれば、中国本土引き渡し反対みたいなイメージになります。
これを上手にやってのけたのが大塚製薬だったのでしょう。
意図は何だったかわかりませんが、
これほど安価で良いイメージ戦略をできた大塚製薬は素晴らしいといえるのではないでしょうか?
あとはデモが1日でも早く終わってくれる事を望んでいるのでしょう。
まとめ
・香港は今世界的にもめずらしいくらいのデモが起きている
・そのデモを支持するような形として取った行動は香港におけるポカリスエットのイメージをさらに良くした。
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