2020年の東京オリンピックが迫る中、賄賂や、費用の上乗せでうさん臭さが極まりつつあります。
オリンピックは費用か否かといった議論が熱を増しています。
今回は不要の理由9つとたった一つの解決策をまとめました。
目次
不要な理由1:お金がかかりすぎる。
オリンピックの過去の開催資金は
1位:北京(2008年) 約3兆4000億円
2位:ロンドン(2012年) 約3兆1700億円
3位:バルセロナ(1992年) 約1兆1900億円
ととんでもない額になっています。これがもし投資資金で黒字になっていたら問題はないのですが、実際に黒字になった都市の五輪は、1984年のロサンゼルスオリンピックのみです。
この都市のオリンピックでは徹底的に既存の施設を使い、選手村として大学の寮を使用、ボランティア活動も徹底的に活用したためです。
つまり結果黒字にはなったけれども国民のただ働きがそれをさせていた。ということです。
つまり本来ならば赤字だったのです。それを無理やり黒字にしてみせただけなのです。
しかし歴代のオリンピックと比べると無駄は無く、環境にも未来にも都市にもふたんがなるべくかからないようにしています。
不要な理由2:終わったあとのラーニングコスト
長野オリンピックで作られた施設のその後の運営費は年間10億円にまで登ります。
長野オリンピックと言えば、ジャンプの原田選手を思い出す人が多いと思います。
原田選手の活躍は多くの人を感動させました。
しかしそのつけとして毎年一地方都市のスポーツ施設にそれだけのお金をかける価値はあるのでしょうか?
しかも毎年です。長野オリンピックのために作られた施設のラーニングコストが毎年10億円とするならば、感動は冷めてしまいますね…
不要な理由3:設ける企業は決まっている
つまり電通です。
電通による電通のためのオリンピックなのです。
先日「スッキリ」にて加藤浩次氏が言った内容です。
「自分の経験になるかもしれない、各国の人と喋れるかもしれない、そして、自分のスキルを上げたいという気持ち、さらに、お祭りを盛り上げるひとつのパーツになって楽しみたいっていう、こういう気持ちがボランティアでしょうよ。それで『お金くれ』っておかしいって」
民間のボランティアの是非を問う場面での意見ですが、これが正しいとかではなく、メディアにはスポンサーがバックについていてお金を出してくれるから、私たち民間人はただでテレビドラマやバラエティーが見れるわけです。
しかしそれはスポンサーにとって都合のいい物しか放送されません、都合のいいようにコメンテーターは発言させられるわけです。
メディアは真実や事実を報道するものではありません。スポンサーの利権を守るためにあるのです。
この加藤氏のコメントもそうやって聞くと恐ろしいですね。
[the_ad id=”198″]不要な理由4:震災の復興支援が先
2020オリンピックの開発資金がとんでもないくらいに跳ね上がっていますが、誘致当初は「世界一カネのかからない五輪」といっていました。
しかし今では3兆円とも言われています。そのお金があれば、福島にどれだけのことができるでしょう?
住宅が何件建てられるでしょうか?
被災者の治療費がどれだけ負担できるでしょうか?
不要な理由5:五輪は投資対象として最低
近年のオリンピックで黒字化できたのは1984年のロサンゼルスオリンピックのみです。しかもこのオリンピックは候補地が赤字になっていることが原因で立候補が減ってきているなかで何とか黒字を出さないといけないというJOCの意図もありながらでした。
そして徹底的にすでにあった施設や学生寮、ボランティアなどで経費削減。
つまり民間のものえお使えるものは全部使う精神でやって初めて黒字だったのです。
どこのゼネコンを設けさせるとかそんなレベルでは到底黒字は出来ない事は過去のケースを見ればはっきりしているのです。
またその語の経済の発展効果があるという意見については、
オリンピックを開催した国は、その年は景気が良くなりますが、
翌年から急激に景気が悪化する。
という結果がすでに出ています。あとは
箱もの施設のラーニングコストなどの後始末に税金が使われるだけです。
不要な理由6:森氏をはじめとする癒着の多さ
これはオリンピックだけではありませんが、オリンピックは不正なお金を見えないように回るための道具にしかすぎないということです。
マカオのカジノ施設などそういった不正な資金が流れているからこそ成り立っているわけです。
陽があれば、また陰もあるのです。
不要な理由7:五輪はオワコン
そんなものにも廃りがあるようにオリンピックは歴史がある素晴らしい物かもしれませんが、廃ってしまったといって過言ではありません。
昔とちがって今ではたくさんの娯楽があるため、若者のオリンピック離れお顕著になっています。そしてこれからはeスポーツなども出てきます。
eスポーツ産業の市場規模は世界全体で見ると約700億円とも言われていて、そしてeスポーツコンテンツを観戦するオーディエンスは3億3,500万人にものぼるります。(2017年)
勿論これは実際にスポーツがあってこそeスポーツが存在するのですが、オリンピックは不人気種目はどんどん減らしていかないといけない状況にあります。
オリンピックは今の時代案外なくても他のスポーツ大会で充分なのです。
4年に一度のために新しい施設を作って、それが終われば、荒んだ空き地になるか、運営費だけかかる税金食いになるか・・・ほとんどがそのどちらかです。
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世界にはお金があれば救える命があることは誰でも知っています。
スポーツの生産性って何なのでしょうか?
見る人に勇気を与える?
こんな言葉ばかりがメディアで言われていますが、これも嘘。
プロバカンダの仕業です。
戦争で戦った日本人兵士の生きざまのほうがその何倍も多くの日本人に生きる勇気を与えてくれます。
それを見ようとしてないのにオリンピックで感動したなんて言ってもサムいだけになってしまします。
私たちにできるたった一つの亊とは?
それは学ぶことではないでしょうか?
オリンピックがスポーツのためではなく、金もうけのためにあることをキチンんと理解して、そおういうサービスにはおかねを払わないという選択をする。
消費者が無能ほど支配者や企業はうれしい亊はありません。
オリンピックには買わない、見ない、参加しない。
これが私たちにできる税金の無駄使いに対するしかるべき方法ではないでしょうか?


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