今週末に映画「二ノ国」が公開されました。
この夏の映画の中では一番酷評が多かったのではないかというくらい酷評されてましたが、
見かたを変えると「酷評までされることはないな」とも感じることができました。
このページでは酷評される原因と良かったポイントに関して
まとめました。
目次
映画二ノ国が面白くない理由が多い理由とは
映画『二ノ国』感想。これはつらい。何より永野芽郁の声の演技およびキャラとのミスマッチぶりが酷い、ご都合主義の満漢全席で2分に1度は納得不能に、作画にも違和感がありキャラの表情の乏しさもショック。極め付けは結末の不快さでファンタジーと障害者への向き合い方としても最低。ふざけんな。 pic.twitter.com/1ZXWnNVEwr
— ヒナタカ (@HinatakaJeF) August 23, 2019
映画版「二ノ国」が面白くないと言われている理由 について3つの原因があると考えられます。
それは
・プロモーションのやりすぎ
・大人が評価している事
・障害者に対する配慮がないことが評価になっている
です。
原因①プロモーションのやりすぎ
山崎賢人&新田真剣佑、声優業にさらなる意欲!永野芽郁は「恐れ多すぎる!」 #二ノ国 #山崎賢人 #新田真剣佑 #永野芽郁 #宮野真守 #津田健次郎 #坂本真綾 #梶裕貴 https://t.co/PO1WLxeFVj
— 映画 – Movie Walker (@Movie__Walker) August 24, 2019
プロモーションをやりすぎるとどうしても期待値は高くなります。
映画「二ノ国」はかなりプロモーションにお金と力をかけていたのは事前に見ていればわかりました。
このやりすぎたプロモーションに対してクオリティがついていっていなかったのが原因のひとつになっています
原因②大人が評価している事
映画「二ノ国」は子供向けの映画です。
それを評価しているのは大人という腰客対象から外れている人たちなのです。
そしてその大人は映画をたくさん見ていきているいわば評論家とか愛好家のクラスです。
映画「二ノ国」は顧客対象が小学生くらいまでだと考えています。
そういった対象の顧客からすると十分楽しめるのではないかと考えます。
声優が酷いとか、設定が悪いとか、出てくる敵がキャラ終わってるとか小学生は気づきません。
大人が見たら酷いだけです。w
過去には「どらえもんSTAND BY ME」みたいに大人も楽しめるような子供向けの作品もありました。
それは子供も大人も楽しめる作品であって
今回映画「二ノ国」は大人は楽しめないけど子供は楽しめる作品です。
大人向けの作品を子供が見てもつまらないというのと同じ事でしょうがい事だと考えます。
対象が少し違うのです。
原因③障害者への配慮がない
質問:二ノ国に自分のそっくりさんが住んでいるとしたら、どんな生活をしていると思いますか?
回答:誰よりも強くなってハルとユウと一緒に戦う#IGN二ノ国 pic.twitter.com/jXVNvjFS0I
— ヒノカ (@mackenyu_1_116) July 10, 2019
映画「二ノ国」ではユウは一ノ国に行くと足の不自由さがなくなっているという設定でした。
これに対して、障害者への配慮がないというコメントもたくさん見ましたが、それが映画のクオリティを決めるものなのでしょうか?
二ノ国で障害を持ったユウが一ノ国では足が自由だという設定は現実世界の障害者を気づつけてしまうのでしょうか?
それは少し異常ではないでしょうか?
配慮するのと過敏になるのは違うと考えます。
普通の小学生にだって辛いことくらいあります。
そのつらい経験を奪うのはいつだって大人です。そしてその辛い体験から学ぶ機会を奪われているのが子供です。
対象は小学生です。
配慮はたしかに必要だとは思いますが、所詮SF映画です。
過敏になりすぎだと考えます。
日本人の平和ボケが世界からみて少し度を越しているということも考えると気にしなくてもいいと考えます。
映画二ノ国はこう見れば案外面白いかもと思った見かた
映画「二ノ国」は普通に見れば、大人の筆者からしてみると顧客対象外なので面白く感じないのが当たり前のことですが、よくできているなというポイントを3つ考えてみました。
それは
「愛」とか「守るべきもの」の大切さの教育になる
敵の戦う理由について
敵を倒すのがハルだったこと
です。
ポイント①「愛」とか「守るべきもの」の大切さの教育になる
映画「二ノ国」は大人が見ていると鬱陶しいくらいに「愛」とか「守るべきもののため」といった表現が出てきます。
これは現代人の大人にとっては少し辛いですがw
対象の小学生にとってはとても大事だと感じます。
大人になれば自ずと愛とか守るべきものとか理想は打ち砕かれてしまっているのが現代ですが、これを小学生のときにしっかり持っていなかったら、今よりも荒れた世の中になっていたとも考えれます。
その年齢の時にこういった理想をしっかりと植え付けていくと、大人になって擦れ過ぎたりすることはなくなりと考えます。
ポイント②敵の戦う理由について
これはネタバレになるのであまり書けないのですが、敵軍のガバラスですが、ガバラスにも争いたくもなる理由がありました。
その理由を知ると「それは戦いたくもなるわ~」といった理由です。
映画では服装などの外見で悪者扱いされていますが、それがなければ、案外世間では堂々と同情されてもおかしくない理由なのです。
ポイント③敵を最後に倒すのがユウではなかったということ
こっれもネタバレになるのであまり書けないのですが、敵に最後のトドメを刺すのがユウではなかったとが案外思い白いなと感じます。
こういったストーリーでは最後は主人公が止めを刺すのが一般的ですが、この作品ではそうではないのです。
まとめ
・大人が評価しているが顧客対象に入っていない大人が評価しても意味はない。
・「愛」とか「守るべきもの」をかっこよく見せている点は小学生にとっては良いしげきになると考えれる。
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