2011年(平成23年)3月11日の東北大地震の地震と津波により、東京電力の福島第一原子力発電所でおきた事件のせいで福島県産のお米は今も、かつてのほどの需要がないと追われています。
福島県産のお米はどうなっているのか?実際そのお米はどういう所で出されているのか?調べてみました。
目次
福島原発事故の概要
2011年におきた東北大震災の地震とその津波の影響により福島第一原子力発電所でおきた原発事故。
炉心溶融(メルトダウン)など一連の放射性物質の放出を伴った原子力事故である。
国際原子力事象評価尺度 (INES) において最悪のレベル7(深刻な事故)に分類され、2019年3月時点でこの事故に起因する帰還困難地域は名古屋市とほぼ同じ面積、337km2となっているそうです。
この事故では政府の対応の悪さや対応の遅さや隠ぺいが連日放送され何を信じていいのか分からないという状況に日本中がいたと言われています。
この事故でのキーワードは隠ぺいという言葉にあるような気がします。
現在の福島原子力発電所

東京電力ホールディングス株式会社引用
放射能の単位

北陸電力より引用

北陸電力より引用
一番よく聞くのはベクレル(Bq)ですが、ベクレルは『放射性物質の量』を測るための単位です。
そういった意味ではベクレルよりも放射能を受けた時の人体に対する影響を示すシーベルトのほうが注意したほうが良いと思われます。
ちなみになぜ放射能が体に悪いのかというと放射能とは放射線を出す物体のことですが、この放射線が人間を通過するときに、DNAを傷つけてしますことが身体に悪い影響を与えてしまうと言われています。
影響の程度は浴びた放射線の種類や量によって変わります。
たくさん浴びると「急性障害」といって、数日後から10日くらいで命を落とす場合があります。
政府は暫定規制値などをもうけ、「これ以下なら安全です」という「しきい値」があるという考えのようですが(※1)、国際機関である米科学アカデミーによると、しきい値はないと結論づけています(※2)。 (※1)厚生労働省 (※2)原子力資料情報室(低線量被曝でも発ガンリスク:米科学アカデミー)
あまり踏み込みませんが、要約すると「しきい値」などはなくひたすら避けたほうがいいということがわかります。
過去の原発事故との比較
セシウム137は島第一原発1 – 3号機の合計の方チェルノブイリの事故よりも約2.5倍ほど多い事がわかります。
いかにこの事故が世界規模で見ても、悲惨な事故だったかということがわかります。
だから政府は「隠ぺい」をしたり、対応が遅くなったりしていたのです。前例がないほどの大きな事故だったのです。
そして、それをそのままあの当時日本でニュースにしていたとしたら、日本中は大パニックになっていたと考えられます。
現在の福島は大丈夫なのか?
このグル―プはクラウドファンティングで資金を集めて、自分たちで事故が起きたあたりの放射能を測定して翻意しているのです。
肝心のお米は?
福島県はお米の産地としてとても有名な場所で、生産量も全国有数の県です。
実際に調べてみたところ、
お米からでる残留放射能の数値は低いというデータが多いです
しかしデータ元は色々とあったり、そもそもこの事件は当初から隠ぺいずくしのために、信用ができなかったりとはっきりしません。
福島県産のお米の行き先は?
- 産地偽装されて売られている
- コンビニの弁当など
- お米を使った加工食品
- 病院などの食事に使われている[/box]
まず産地偽装して売られているということですが、福島県産と書けば未だ消費者は購入をためらうようです。しかし米は余っています。
なので福島県産の米などを安く仕入れてきて、他の米に混ぜて、福島県産のとは隠して、売られていると言います。
食品偽装の中でも、米と牛は一番偽装が多いと言われて有名です。
続いてコンビニなどの弁当などですが、そういうところで売られている弁当を産地を気にして買っている人はほぼ皆無です。
そういったコンビニだったり、スーパーの弁当に求められるものは、価格、ボリューム、量がまず求められます
そしてその次に保存料だったり、化学物質の有無が求められます。
なのでそういったところでも福島県産の米は使われていると言います。
三番目のお米を使った加工食品も同じ理由です。
一般消費者が欲しがらない以上、需要は減り、供給だけがそのままあるために、価格は下落するのが、市場原理です。
最後の病院の食事に突使われているというのも同じですが、福島県産ということを隠せば、福島のお米は美味しいのです。(ものにもよりますが…)
なので安価な値段で美味しいお米が手に入るとなれば、そこにはニーズが生まれてしまいます。
何故お米だけがこんなにも言われているのか?
放射能は生物の体内に蓄積します。
なので食物連鎖の上位層に位置する物のほうが危険度は増すということになります。
それを生物濃縮と言います。
そう考えると貝などもあぶないと言われていますが、いちばん怖いのは実は肉ではないでしょうか?
私たちは食べる肉がどのようなエサを食べているのか知っていてたべているひとは5%にも満たないことでしょう。
ということは誰も関心がないということは、だれも見ていないということなのです。
汚染米かどうか?

dendai,.ismediaより引用
特に福島の米は、出荷されない自家消費分も含めて、およそ1000万袋にも及ぶ全生産量の検査を毎年続けており、そしてもう何年も前から、放射性物質の基準値を超えるものは一袋も出ていないという状況が続いています。
そればかりか、99.99%は、放射線の検出限界値さえも下回っているのです(https://fukumegu.org/ok/kome/)。
dendai,.ismediaより引用
自治体の検査ではまったく問題ないと言われています。
さらに、およそ1000万袋にも及ぶ全生産量の検査を毎年続けており、そしてもう何年も前から、放射性物質の基準値を超えるものは一袋も出ていないという状況が続いてるそうです。
しかし以前のように売れるということにはなっていないそうです。
これに関しては、消費者は印象で物事を判断するので、問題がないと言われても印象がまだ悪いから売れないということです。
お米問題はミスリードではないか?
なぜお米だけが今も一番こんなにいわれているのでしょうか?
桃、いんげん、きゅうり、梨など、生産量が高い食料を福島県はほかにも作っているのです。

ジャパンクロップスより引用
お米をやり玉にしやすかったという風にも言われています。
何故かというと…
メディアではよく、大物芸能人が問題を起こした時、その裏では、世間に知られたくない法案などが可決されていると言いいます。
〇ッキーやS〇APの時もそうだったと言われています。
理由は世間に知られたくない問題でも規模が大きければ、それをもみ消すということは難しくなります。
なのでそういった場合、他のニュースをおおげさにして、世間の注目を反らそうという方法を取ります。
たかが一タレントが3流ミュージシャンと浮気しただけで、これ程騒ぎ立てるのは明らかにおかしいです。
そう考えると福島県産のお米の放射能問題はミスリードである可能性も出てきます。
(お米が問題ないと言っているわけではなくて、情報操作しやすいという意味です。)
本当に怖いのは、牛、豚、鳥のように食物連鎖の上位に位置するもので可能性はけして低くないです。
まして肉産業はものすごく力を持っています。
信用していいのか?
この福島県産のお米の問題ももとを辿れば、それは2011年におきた福島原発事故になります。
この事件は当初から「隠ぺい」が付きまとっている事故なのです。
それは、歴史至上最大の原発事故だったからでもありますが、何一つ信用できないということです。この事故はそういう目線で見ることが必要です。
なのでこのデータが本当かどうかは、そういう意味では実はどうでもいいということになります。
隠ぺいがこれだけ蔓延った事故で、データの信ぴょう性なんてこれっぽっちもありません。
福島県の人がかわいそうだからと言って、福島県産のお米を買う必要もありません。(そんなことをしても何も変わりません。)
それよりも大切なことは、安易に安いものを信用できないものを買わないということです。
これだけで大分か変わります。
今の時代安くておいしいものが溢れているように感じますが、それは効率などをひたすら求めた結果であり、安全安心はその過程でないがしろにされてきたことはいうまでもありません。
しかしそれももう限界に来つつあります。だからこそきちんとした食べ物をえらんで買うことが必須になります。
福島県産のお米だけに限らずもう一度食品を見直すべきではないでしょうか?
お米の産地偽装に関してはこちら
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