食事を変えただけで犯罪が減ったら、警察の仕事はなくなるよ!
って思いましたか?
(私は思いました…笑)
まして玄米って身近すぎるし、
でも本当なんです。
というかこの食によって人間の精神面は驚くほどに変わることは、大昔からわかっていました。
だから宗教が食を担当していたのです。
それが何かの都合で今のように荒れているのです。
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きっかけ櫻井よしこさんのブログ
話はこうです。
長野県の小県という町のある学校では、以前まで朝礼のときには人がバタバタ倒れていたそうです。その学校を担当した大塚氏によると、担当直後は学校はかなり荒れていたらしいです。
そんな学校の姿にあきれて見ていると食事が疎かになっていることに気づきます。
そしてある日コンビニの前でくる生徒をずっと眺めていました。
するとコンビニでごはんを済ませている学生は学校で非行を起こしていた生徒たちと合致したそうです。
その時大塚氏は覚悟をきめて給食の改善に乗り出しました。
その当時は給食はパンでした。
それを玄米入りのお米に変更したのです。最初現場では抵抗がありました。
パン食のほう断然楽だからです。いくら生徒のためと言ってもお米に切り替える労力ははんぱなものではなかったそうです。
しかし、大塚氏は育ち盛りの生徒にお腹いっぱい食べさせてあげたいという思いや美味しいものを食べさせてあげたいという思いを貫きました。
さらに反発は現場だけでなく、親御さんからも起きてしまいました。
なので大塚氏は親御さんの理解を得るために給食を開放するという方法を思いつきました。
この方法が功を奏して親御さんからの理解をえることにつながったのです。
すると奇跡が起きました。非行が無くなったのです。それだけではなく、学力も向上するという外部の人間では理解できないような亊がおきたのです。
そして大塚氏は教育長という立場に抜擢されると地域の学校全体に広めていったのです。
食だけで人間の精神が変わったら本当に世の中のシステムはとんでもないことになります。
あのファーストフード店も世の中のコンビニも全体的に見て存在価値は極めて薄くなってしまいます。
しかし実際に起こってしまったのです。
玄米の何がそうさせているのでしょうか?
そしてパンのなにがそんなにまずかったのでしょうか?
玄米の効果
玄米と言えばパーフェクトフード、完全食と言われるほどの異名を持つくらいの食材です。
玄米の栄養価は、ビタミンB群、ビタミンE、ミネラル(カルシウム、ナトリウム、亜鉛、リン、マンガン、鉄、マグネシウムなどなど)、が豊富です。
さらに食物繊維も沢山含まれていています。
そして機能性成分としては
GABA…ストレス緩和、精神安定
γーオリザト―ル…自律神経の調整
フェルラ酸…認知症予防効果
イノシトール…肝機能改善
フィチン酸…抗酸化作用
アラビノチシラン…抗酸化作用
と色々あります。
更に玄米は東洋医学の分野では中庸の食材として大切にされています。
関連:二極化する現代で発芽玄米がマストアイテムお理由とは?(発芽玄米の注意も含む)
玄米の何が非行を減少させたのか?
玄米の効果の中でも非行に関係してそうなのは4つあります。
パンに比べてGI値が低い
GI値とはグリセミック指数 (glycemic index) の略で食品ごとの血糖値の上昇度合いを間接的に表現する数値です。
基本的に精製された糖を使っていたり、精製食品は高くなります。
あと甘みの強い物も当然GI値は高くなります。
気になるGI値は
玄米が56
食パンが91です。
しかもこの学校のケースの場合あさコンビニに行っていますが、せいとが朝コンビニに行って食パンだけを買うなんてありえないですよね…
(そんな非行少年って考えただけでなんか変ですよね…笑)
当然、ジュースなども買うでしょうしパンは菓子パンになると考えます。
GI値が跳ね上がってしまうと肝臓からインスリンという物質が分泌されます。
こうして血糖値を下げていくのですが、これが急上昇に対して人体がインスリンを出すので、急降下してしまいます。
すると低血糖になってしまいます。低血糖は眠気や体のだるさ、イライラ、頭痛、吐き気といった症状が引き起こしてしまいます。
この一連の動きを血統スパイクと言います
パンから玄米入りのお米に変えたことで血糖値の急激な上昇を抑えたことが原因のひとつだと考えられます。
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GABAとは少し前にチョコなどのCMとして使われていました。
GABAはストレスを緩和するこうかが認められています。有名のなのはGABAのつり橋実験です。
関連;【図解】GABAのつり橋実験。現代人は隠れGABA不足!?
玄米を摂取することで学生たちは日々のストレスに強くなったと言えます。
ビタミンB群の効果
体内に取り入れたデンプンなどは体内で糖に変わります。そしてその糖をエネルギーとして全身に送るためにはビタミンB群が深くかかわっています。
そのためにビタミンB1は糖代謝を促し、疲労緩和に効果があると言われています。
食物繊維
玄米には大量の食物繊維が含まれています。
食物繊維は腸の中の菌の状態を良好にしてくれる働きがあります。
近年化学でもこの腸が人間ののうと深く関係していることが分かっています。
これを腸脳相関を言いますが、最近ではそれさえ覆して、腸が人間の人体の司令塔である可能性が出てきています。
関連;【衝撃】人間は微生物に操られていた!?腸が人間の思考感情、性格を決めている!?
腸を陣取っているのは微生物です。
もし腸が司令塔ならば、人間は腸のなかの微生物の思うがままということになってしまいます。
この4つのおうかは全て栄養学からのパラダイムでみた考えです。
しかしこの考えを使わなくても同じことを言っていたのが宗教だったのです。
更に江戸時代の希代の人相家の水野南北も「食は命なり」ということばを残しています。
まとめ
私たちの体は食べたものできています。
食べたもの、つまりINしたものが悪いとOUTするものは悪くなります。
これはキレると言った行動や、言葉使いにまで影響を及ぼします。
上司の文句を言う前に、恋人の文句を言う前に
先ず食を改めてみては
いかがでしょうか?玄米という当たり前にある食材でこんなにも変わることができるのです。
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