今回は「こしいぶき」を食味しました。
このお米はホントにお勧めです。価格帯も全体的に低めなのに味はいいです。
今回も条件は、新米、精米仕立て、土鍋炊きです
目次
「こしいぶき」の特徴
しつこくない
無駄のない味
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「こしいぶき」食べた感想
炊き立てを木杓子で救ったときに「あっこれかなりさっぱり系だな。」って感じがしました。
実際に食べてみて、事前評価とおりのさっぱりした味です。
アミロースの割合はふつうより少し高いと思います。ササニシキの後継者とも言われているだけあってかなりあっさりでいい意味で特徴のないスタンダードのどんな料理にもあう味です。
しつこさはもちろん無いです。もちもちした感じもないです。
どんな料理も邪魔しない感じは「さがびより」みたいな感じもします。
粒たちもよかったです。
ネガティブポイント
特徴のあるお米ではないと感じました。
なので「これじゃないと駄目だ」という自分のマイベストを探している人には向かないかも…
こんな人におすすめ
「こしひかり」をあっさりさせた感じです。
このクオリティーで低価格帯に位置しているので、とにかく美味しいお米をもちもちとかはどっちでもいいという方にはお勧めです。
ひのひかりもこの価格帯でお勧めです。
お勧め度
【お勧め度★★★★☆】
値段を加味したら★は5です!!
因みに平成30年度の賞味ランキングでは佐渡産こしいぶきはA’と受賞しています。
因みに29年度、28年度は両方ともAを受賞しています。
ワンランク落としてしまいましたが来期に期待です。

「こしいぶき」の歴史
1993年に 早生品種として、新潟県農業総合研究所で育種プロジェクトチームを結成。そこからおよそ800回もの結合を試して2001年にようやく販売開始しました。今年で18年目になる比較的新しい銘柄です。
「こしいぶき」の栽培地
「こしいぶき」は現代階では新潟でしか栽培はされていませんが、なんとあの魚沼地方でも栽培されているという将来性は抜群です。
さらに名産の佐渡でも栽培されているというから驚きです。魚沼地方ではベストな場所でベストな種をという考えから王道の銘柄を栽培したほうが都合が良さそうですが、「こしいぶき」は栽培されているのです。
実はこれには農家の事情もあるようです。「こしいぶき」は早世品種で「こしひかり」よりも10日ほどはやく収穫できるというメリットがあります。
なので農家としては「こしひかり」ととても愛称がいいのです。
しかし。早世品種は「こしいぶき」いがいにもあるので、やはり「こしいぶき」の魅力ということでしょう。
「こしいぶき」の系統

JA全農にいがたより引用
こしひかりを親にもっているためコシヒカリ系として数々のライバルもいます。
「こしいぶき」の名前の由来
「こしいぶき」という名前は、越後(『こし』)の新しい息吹(『いぶき』)という意味で、21世紀に登場するお米にふさわしく、コシヒカリの血統を受け継ぎ、新鮮で活力に満ちたイメージで、県民投票実施の結果、前知事が命名しました。
「こしいぶき」の価格帯
1キロ450円ー550円程度
5キロ2200円ー2600円程度
10キロ4000ー5000円程度
(円ーキロ)
1000円 2キロ程度
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ちなみに私が購入したのは、1000円2,06キロの玄米でした。
精米して一割減で1000円で1,9キロ程度です。
同価格帯にはなんとあの「ひのひかり」もいます。

こちらも「こしひかり」よりもあっさりで価格帯は低めというポジションがかなりかぶっています。
しかし「こしいぶき」には新潟限定というラベル効果もあります。しかも魚沼や佐渡という名産地方も味方ですのでこの先もっと売れていくだけのポテンシャルはあります。
どんな料理にあう?
さっぱりした味なので何にでもあうのですが、あじが濃いおかずになんていかがでしょうか?
あと。中華料理にもさっぱりとしていてマッチしてくれるはずです。
まとめ
「こしひかり」よりもあっさりしていて、味わいもさっぱりしています。
新潟県でしか栽培されていない。しかし魚沼、佐渡地方というお米の聖地といえる場所でも栽培されている。
しかし流通量がまだあまりないので、新潟以外の街のスーパーでの購入は難しい。
購入はでネットの購入になりそうです。
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