9月13日に公開された映画「記憶にございません」
劇場は満員でヒット間違いなしですが、この映画を観ていて多くの人が疑問に思ったことがあります。
それは総理の記憶っていつ戻ったのか?
総理は石を投げられて記憶を無くしてしまいましたが、最後には記憶が実は戻っていたことを総理自身が打ち明けています。
このページでは
・総理の記憶が戻ったタイミングはいつなのか?
・話しのながれでおしなやり取りがあった
・小学校の社会の先生を読んだ本当の理由とは?
・このセリフは記憶が戻っていたからこそ言えたセリフ
などについてお伝えしていきます。
目次
総理の記憶が戻ったタイミングはいつなのか?
総理は記憶を無くしてから、かなりあたふたした毎日を送っていました。
・自分の家がわからない
・家族のことはわからないし、
・子供の名前さえ覚えていない・・・
そんとな夫であり、父親でした。
そんな総理が自身の記憶が戻った理由は、
総理が夜な夜なキッチンをあさっている時に自宅に常駐している調理師がフライパンで総理の頭を叩くシーンがあります。
おそらくそのシーンで間違いないでしょう。
特に夜食もなくチッキンをいきなり漁っているシーンが始まりましたが、そのシーンはストーリー的には前とつながっていないシーンです。
なぜいきなり暗い台所にいるのだろうと感じた人もいると思います。
またその直後のやり取りも記憶が戻ったことを暗示しているように聞こえます。
総理の話の流れとしてはおかしなやり取りがあった!
チッキンに常駐している調理師にフライパンで頭を殴られたことで記憶を取り戻した総理は、
その調理師に対して話の流れではとても不自然なことを聞いています。
それは「政治の三大原則って知ってる?」
という質問でした。
この時なぜ総理はそんなことを聞いたのでしょうか?
それは、記憶を取り戻して、自分が政治の三大原則すら知らないで生きてきたことを思い出したからだと考察します。
しかし常駐の調理師はその会話の流れが理解できないのです。
だから「中華の三大珍味知ってる?」と答えているのです。
総理の記憶はこの時にはすでに戻っていた!
また総理は政治について初めからもう一度勉強し直そうと決めて決めて秘書にそのことを打ち明けているシーンがありました。
このシーンでも総理は記憶が既に戻っていることを暗に意味している発言をしています。
それが、「いえはじめから知りませんでした。」
これは知らないということを知っています。
記憶喪失で記憶がないのなら、「知っているか知らないかも本来断言できないのです。」
なので総理はこの時すでに記憶は戻っていたと確信できます。
なぜ小学校の社会科の先生をわざわざ呼ぶ必要があったのか?
ではなぜ小学校の先生をあえて呼んだのでしょうか?
これは私は最初総理だから
・他のいろいろな専門家は入知恵をしてくるかも知れない
・そんなことも知らないのかと悪い評判になるかも知れない
・相手を信用できないから
だと考えていました。
しかし総理は「はじめから知りませんでした」と言っています。
そして小学校の先生を呼びました。
つまりサボっていた日々に戻るためにあえて、その当時の先生を読んだのだと考えられます。
昔に戻って勉強しようという意味だと考えれます。
総理が昔の自分に戻ろうかと迷った瞬間があった!
しかし総理は記憶がこっそりと戻っていたのに周りにそれを打ち明けようとはしませんでした。
それは、総理が新しい政治家としてやっていくためには真っ白な自分のほうが都合が良かったからでしょう。
しかしそんな総理も一瞬だけ迷ったときがありました、
それは草刈正雄さんが演じる鶴丸官房長官とのやり取りのシーンです。
鶴丸官房長官は総理が記憶喪失なのを知って総理に政治家の写真を見せるシーンがあります。
そして名前を当ててみろというシーンですね。
この時一瞬総理はうつむき、黙りこくっています。
なぜこの表現がいるのでしょうか?
それは言えなかったのではなく、言えば相手との本当の潰し合いが始まることを知っていたからだと考えています。
総理は鶴丸官房長官に引き上げてもらったからポジションにつけたのです。
いわば恩人です。
それを潰すということに一瞬ためらいがあったのだと考察します。
まとめ
・総理が記憶が戻ったのはフライパンで殴られたシーンです。
・映画ではちょくちょく付箋としてあとから観ても面白いように記憶がすでに戻っている人の発言や行動があります。
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