ミュージカル「キャッツ」はミュージカルの金字塔や最も成功したミュージカルとも言われている作品です!
しかし他の作品に比べて、ストーリーが理解しにくいとも言われています。
その大きな原因の一つとなっているのが天上界(天井界)です。
天上界(天井界)とは一体何なのか?
このページでは天上界(天井界)とは一体なのか?
またグリザベラのその後や結末やラストについてまとました。
最後までお読みいただけると光栄です。
※この記事はネタバレになります。
映画「キャッツ」天上界(天井界)とはどこなのか?
「天上界って・・・? 」
なにそれ? pic.twitter.com/HUn42KEvxr— もっちゅ。 (@zuJzOooivPJBuwp) January 27, 2020
映画「キャッツ」では最後のシーンでグリザベラは天上界にいくことになります。
それはオールドデュトロノミーがグリザベラを選出しています。
オールドデュトロノミーは猫の中でも長老とも言われている猫です。
舞踏会を開いてそこで歌を披露して誰が行くのかを決めるという・・
いわばご褒美という事になっています。
この天上界にはいつくかの解釈がありますが、
「ネーミングオブキャッツ」の最後のマンカストラップのソロで
「再生を許されて新しいジェリクルの命を得る猫は誰か?」
とありますので、
天上界はあの世ということになると考えられます。
なので天上界に行くということは、神に召されるということ
つまり死んで生まれ変わるということです。
天上の世界とは「ヘビサイド層」とも言われています。
(ヘビサイド層はT.Sエリオットの造語だと考えられます)
キャッツは宗教色のかなり強い作品です。
もともと初演は1981年今よりも40年も前のイギリスです。
またキャッツの原作はT.Sエリオットの「ポッサムおじさんと猫と付き合う法」になっていて彼はというイギリスの詩人です。そしてアンドリューロイドウェイバーが歌をもとに作成したミュージカルです。
なので神という概念があ当たり前に作品の中にあっても不思議ではありません。
映画「キャッツ」結末やラストは?
映画「キャッツ」のラストのクライマックスはオールドデュトロノミーが舞踏会を取り仕切り、猫たちの歌を評価するという流れです。
その発表に老いた猫のガスや鉄道猫のスキンブルシャンクスも登場して劇を披露します。
しかしマキャヴィティという悪役は自分が天上界に行きたいからとガスやスキンブルシャンクスを魔法で消してしまします。
そしてオールドデュトロノミーすら魔法で消してしまいます。
猫たちはオールドデュトロノミーを呼び戻そうとうとして魔法猫のミストフェリーズに魔法で呼び戻してもらおうとします。
ミストフェリーズも何度かトライしてみますが、戻ってはきません。
それでも他の猫達に励まされてなんとかオールドデュトロノミーを呼び戻すことの成功します。
そして喜びあっている時に
ヴィクトリア(白猫)は入り口から中を覗いているグリザベラを見つけます。
そしてグリザベラを中に連れてきます。
他の猫達はグリザベラをみて怪訝そうにします。
そしてグリザベラの「メモリー」の熱唱が始まります。
それを聞いた猫たちはグリザベラがどんな気持ちで過ごしてきたかを知ります。
そしてそれを聴いたオールドデュトロノミーはグリザべラをジェリクルキャッツに選びます。
そして彼女は天上界に行きます。
そしてオールドデュトロノミーが人間に猫たちの接し方やジェリクルキャッツについて語りかけておしまいです。
映画「キャッツ」グリザベラはその後どうなるのか?
『キャッツ』を観る。いやズルいって。こんな散々笑ってはいけない名優にこんな事させちゃいました図鑑繰り広げておいてジェニファー・ハドソンの渾身の「メモリー」はやばいって。そこだけ混沌の中に清涼な聖域が突然現れた異質の超ド級感動歌唱シーン。やられた。ボロ泣きした。ここだけ観る価値有! pic.twitter.com/CZGnbbhjf8
— ろろ・そぜ (@rorosoze) January 27, 2020
キャッツの世界では天上界はあの世と言うことになっていると考えられます。
なのでグリザベラはあの世で暮らすということになると考えられます。
つまり肉体は滅んで魂はあの世で優雅に暮らしていると言えます。
まとめ
・天上界に行くということは神に召されるということだと考えれます。
しかし天上界に行く=生まれ変わるではないと言えるでしょう。
・ラストの流れは、
舞踏会を開く
↓
みんなの発表
↓
マキャヴィティが魔法でみんな(オールドデュトロノミー含む)を消す
↓
ミストフェリーズの魔法で呼び戻す
↓
グリザベラを発見
↓
メモリーの熱唱
↓
全員が心を打たれる
↓
オールドデュトロノミーがグリシェルキャッツにグリザベラを選ぶ
↓
グリザベラは天上界に行く
という流れです。
この大まかな流れを掴んで字幕で見た方は吹き替えで
吹き替えでご覧になられた方は字幕で見られてはいかがでしょうか!
さいごまでお読みいただきありがとうございました。
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