映画「キャッツ」には冒頭からジェリクル、ジェリクルといった歌が歌われたりして
「ジェルクルって何?」
という疑問を多くの人がもちました。
そしてストーリーが進むにつれてなんとなく分かていったはずです。
しかしなぜグリザベラは舞踏会で選ばれたのでしょうか?
その謎はジェリクルという言葉の意味を理解していかなければなりません。
このページでは
ジェリクルとは何なのか?
グリザベラが選ばれた理由とは?
グリザベラはその後死んでしまうのか?
についてお伝えしていきます。
最後までお読みいただけると光栄です。
映画「キャッツ」ジェリクルの意味
ジェリクルって辞書にない言葉? pic.twitter.com/LGsF1c0grz
— もっちゅ。 (@zuJzOooivPJBuwp) January 28, 2020
映画「キャッツ」では冒頭からジェリクルという言葉は連呼されています。
しかもそれって初めて聞く言葉なので
・・・・??
頭真っ白になりましたよね!
ジェリクルは
宝石を指す言葉:jewelry
奇跡を指す言葉:miracle
の2つをくっつけてできた造語だと言われています。
作ったのは映画「キャッツ」の原作をつくった
T・S・エリオットです。
ジェリクルキャッツの意味は
人間に飼いならされることを拒否して、逆境に負けずにしたたかに生き抜き、自らの人生を謳歌する強靭な思想と無限の個性行動力を持つ猫
という意味なります。
宝石と奇跡という言葉の由来に合わせて、
キラキラと光り輝く人生を生きた(生きてる)猫といってもいいかもしれません。
映画「キャッツ」グリザベラが舞踏会でジェリクルに選ばれた理由
グリザベラの生き様があってこその「メモリー」だな❗ pic.twitter.com/utkQ8s2tQy
— もっちゅ。 (@zuJzOooivPJBuwp) January 28, 2020
グリザベラは舞踏会でオールド・デュトロノミーによってジェリクルキャッツの中で一番に選ばれました。
この理由についてですが、こちらT・S・エリオット氏は述べたものではないので考察になります。
グリザベラはかつては栄光を手にした猫です。
そこから老いて小汚い格好をするまで落ちぶれてしまいました。
その姿を他の猫たちは汚いものを見るかのように白い目でグリザベラのことを観てきました。
しかし、グリザベアが舞踏会で「メモリー」を歌い上げた時、
グリザベラの生き様をオールド・デュトロノミーは知りました。
逆境に立たされても、消して屈せずに夜明けが来るのを待ちながら必死に生きてきたその行き様はまさにジェリクルキャッツそのものだったと考えれます。
だからこそ、グリザベラを一番に選んだのでしょう。
またグリザベラが歩んできた道は奇跡の宝石の様に他の猫たちの希望の光になるからかもしれません。
映画「キャッツ」その後グリザベラは死んだのか?
グリザベラはオールド・デュトロノミーによって舞踏会で一番に選ばれて、天上界に行くことになりました。
ほかの猫たちも羨ましそうでしたね!
そしてマキャヴィティだけは何が何でもしがみついていました。
行き先はやはり天国だと考えられます。
それは「ネーミングオブキャッツ」という曲の中でこういった歌詞があります。
「再生を許されて新しいジェリクルの命を得るのは誰か?」
なので天国は間違いないので、グリザベラは死ぬということになります。
それだけではなく、「再生」と歌詞には書かれています。
これは生まれ変わりのことを言っています。
ということは、
グリザベラは死んで新たに違う猫に生まれ変わるということです。
まとめ
・グリザベラが舞踏会で一番に選ばれたのは、グリザべラの生き様が、まさにジェリクルキャッツという生き方そのものだったからだと言えます。
逆境に立ってもけして諦めずに夜明けを待ち
グリザベラが歩んできた人生は宝石や奇跡の様に他の猫たちの希望の光となるものだったのでしょう。
・グリザベラは天上界にってしまいますが、これは死を意味しています。
そして新たに他の猫となって生まれてくるのだと考えられます。
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