9月26日公開の「ホテル・ムンバイ」ですが
この映画がかなり
「怖かった」
「マジリアルすぎる!」
と評判になっています。
それもそのはず.
この映画の話は原作は存在せず実話をもとに作ってているストーリーだからです。
このぺージでは
・映画「ホテル・ムンバイ」のもとになった事件とは何か?
・そのテロ事件に日本人が含まれていた事
・その事件と映画の違いについて
をお伝えしていきます。
最後までお読みいただけると光栄です。
目次
映画「ホテル・ムンバイ」の原作は実話だった!?
朝からSaaho日本公開で賑わっておますが、ホテル・ムンバイ初回で見てきました。
もう胸が苦しい…苦しくて仕方ない pic.twitter.com/y3J2gyXFfP— 花橘@3/27サーホー公開 (@iwako_tachibana) September 27, 2019
映画「ホテル・ムンバイ」の元になっているのは、2008年の11月26日の夜から29日の朝まで続いたインドのムンバイ同時多発テロです。
このテロ事件はインド史上最大級のテロ事件でした。
死者数は171人
負傷者は284人
を出した大規模なテロ事件でした。
このテロ事件が同時多発テロと言われているのは、インドのムンバイ地区の
・鉄道の駅( チャトラパティ・シヴァージー・ターミナス駅)
・レオポルドカフェ(ムンバイにあるレストラン)
・オベロイ・トライデントホテル(ムンバイにある5つ星ホテル)
・メトロ映画館
・カマ病院
・ナリーマン・ハウス
・北ムンバイ、ヴィレー・パールレー郊外
・マズガーオン造船所
・ギルガーオン、チョウパーティー海岸
・タージマハルパレス・ホテル
(映画の舞台になったホテルでインドを代表するホテル。スウィートは46室あり、世界のおかねもちたちが止まるほどのレベルになっている)
の複数の地域で計画的に起きたテロ行動だったからです。
映画ではタージマハルパレス・ホテルが舞台になっていて、映像ははそこのホテルの中ばかりですが、
実際に同時多発テロでは、最初はチャトラパティ・シヴァージー・ターミナス駅での発泡から始まり同時並行てきに広がっていったと言われています。
またこの事件はリアルタイムでSNSなどで拡散されていたことから、市民ジャーナリズムの賛否の声が上がり始めたきっかけにもなっています。
映画「ホテル・ムンバイ」の舞台であるムンバイとはどんな街なのか?
ムンバイはインドの西海岸に位置していて、アジアを代表する街のひとつです。
ムンバイの人口は1200万人を超えると言われています。
世界の都市総合ランキングでは39位をとっています。
評価基準は
6分野(経済、研究・開発、文化・交流、居住、環境、交通・アクセス)
さらに現代の都市活動を牽引する5つのグローバル・アクター(経営者、研究者、アーティスト、観光客、生活者)の視点を加えて計算されたものだそうです。
ちなみに
東京は3位
大阪は22位
福岡36位
となっています。
でムンバイはインドの中では一番順位が高い国際都市として評価されています。
実際に起きた「ムンバイ同時多発テロ」について
この事件は2008年の11月26日の夜から29日の朝方、およそ2日半に及ぶ大規模なテロでした。
なんと事件前にデカン・ムジャーヒディーンと名乗る組織から強迫のメールは届いたいたそうです。
また犯行途中では旅行者のパスポートをチェックしてアメリカとイギリスは区別していたともいわれています。
しかし実行した組織の所属については不明のままです。
しかし各国のジャーナリストたちはパキスタンに関係していると踏んでいます。
しかし今回のテロは旅行者やインドの民間人の両方を意図的に狙っていたとも言われています。
その理由についてはまだ誰もはっきりとしたことは分かっていません。
※コチラの動画は実際にムンバイ同時多発テロが起きた時の日本のニュースです※
実話になった同時多発テロでは日本人も被害者になっていた!
インド最大の商業都市ムンバイで日本人1人を含む160人以上が死亡した同時テロ事件から26日で10年となり、現地で追悼式典が行われました。 https://t.co/LZHGxfzBBq
— NHK国際部 (@nhk_kokusai) November 26, 2018
テロ首謀容疑か…当局、サイード師を軟禁: ムンバイ同時テロは武装集団がホテルや駅などを同時に襲撃し、日本人を含む160人以上が死亡した。サイード師は当初からインドから関与が指摘されていた … https://t.co/VesStloLKP #ムンバイ #インド
— インド情報 (@india_jp) January 31, 2017
この2008年のムンバイ同時多発テロでは
なんと22カ国の人が亡くなり、日本人の方も亡くなられています。
なのでこのニュースは日本で何度も放送されていました。
亡くなられたのは三井丸紅液化ガスの社員の方と言われています。
「ホテル・ムンバイ」の映画と実話の違いについて
「テロという悲劇は加害者がいるから起きる。
加害者たちがなぜ犯行に及んだのかを理解することなしに、テロを撲滅することはできない」
加害者側の世界を知ることと、事件報道のあり方。『ホテル・ムンバイ』には私たちが知るべき2つの視点が描かれている。#表現のこれからhttps://t.co/3Blz2521Lz— ハフポスト日本版 (@HuffPostJapan) September 27, 2019
映画はタージマハルホテルの脱出にピントを合わせて物語にしていますが、実際は複数のところで同時的に起きていた事件んで、ムンバイの街全体が騒然としたそうです。
今いる場所が安全かどうかわからないといいった逃げ場のない不安を市民は感じていました。
また実話のニュースでは
インドの治安部隊が制圧してタージマハルホテルの客員300名が命を救われたと報道されました。
なのでここ脱出部分が映画だと少し歩長されているようです。
ムンバイで起きた同時多発テロを実話にした映画は他にもあった!
【NEW】「パレス・ダウン」予告編 https://t.co/46a0OF22RZ #パレス・ダウン pic.twitter.com/3r5Q2YOtgS
— 映画.com (@eigacom) May 30, 2016
実はこのムンバイでおきた同時多発テロを元にした映画は「ホテルムンバイ」以外にもあります。
それが2016年に公開された「パレス・ダウン」という作品です。
この作品はスイートルームに家族で泊まっている少女に焦点が当てられた作品になっています。
少女の親は夕食を食べにホテルの外に出て、彼女が部屋に一人でいる時にテロが起こります。
親はホテルに戻れない状況で彼女の心を支え続ける、という内容の作品です。
まとめ
・映画「ホテル・ムンバイ」は2008年に起きたムンバイ同時多発テロを元にした作品です。
・映画と実際のニュースとの違いは脱出に関する箇所で、ニュースでは制圧部隊が鎮圧して、救助したと報道しています。
・映画ではタージマハルホテルにスポットライトを当てた作品になていますが、実際には、ムンバイ地区の10箇所以上でおきたテロ事件のことです。
この同時多発テロで日本人も亡くなっていて、死者は172人になっています。
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