2019年の後半の朝ドラが発表になりました。
タイトルは「スカーレット」
実は今作は原作が存在しないとのことです。
つまり実話?
ある人物の半生を参考にして作られているとのことです。
ではモデルになっている女性が存在するの?
その女性ってどんな性格?
どんな特徴があるのか?
この記事ではこういった疑問についてお伝えしていきます。
目次
朝ドラスカーレットは実話だった?
信楽の女性陶芸家・神山清子(こうやま きよこ)の半生を描いた映画「火火」予告編 https://t.co/dcVXzx0D5L 戸田さんが今年9月から「スカーレット」で演じるヒロイン・川原喜美子のモデルとなった人物を田中裕子さんが演じている。 AMAZON https://t.co/lCG7w3pWdS TSUTAYA https://t.co/KYckmKPRA5 pic.twitter.com/q4JlRafgH5
— ハマの隣人 (@hamanorinjin) March 11, 2019
朝ドラスカーレットは原作が存在しません。
今回はなんと実話をベースにした作品になっているのです。
スカーレットってどんな物語なのか?
今回朝ドラの舞台は滋賀県です。
主人公の川原喜美子(戸田恵梨香)が信楽(しがらき)焼きのよさに惚れ込んで陶芸家となり、
奮闘する物語です。
喜美子はその人生で色々な挫折を味わうことになります。
まず、同業の男性と結婚して2児の母になります。
しかし困っている人をほっておけない性格なので、いつも家計は貧乏です。
そして子供が後継ぎになったかと思えば、旦那が助手と駆け落ちをしてしまいます。
しかしなんとか娘息子の支えがあり、やっと暮らしていけるようになったとかと思えば、息子さんが白血病で倒れてしまいます。
そして息子さんのために「神山賢一君を救う会」を設立することになります。
しかし適合者は見つからず、賢一さんは31歳という若さで亡くなってしまいます。
しかしそれで事は終わりません。
ドナーを探すためには血液検査をしなくてはいけません。
その血液検査は一件につき1万円と高額な為に膨大な借金だけが残る事になってしまったのです。
そんな欄間万丈の1人の女性の人生を描いた物語です。
スカーレットのモデルとなった女性とは?
ドラマ「スカーレット」は戸田恵梨香さんが演じる川原喜美子が主人公です。
しかしこの川原喜美子は存在していません。
その代わりにある人物が川原喜美子のモデルになっています。
それは神山清子さんです。
神山清子さんってどんな人?
女性陶芸家の草分け的存在で、半生が今秋スタートの朝ドラ「#スカーレット」の参考にされた神山清子さんが、白血病で亡くなった長男賢一さんの作品との親子展を、草津市の「草津クレアホール」で開いています。https://t.co/wJNp8gBj3l
— 毎日新聞 (@mainichi) August 21, 2019
神山清子(こうやま きよこ)
誕生日 1936年8月2日(現在83歳)
日本の陶芸家であり、特に女性陶芸家の草分け的存在です。
生まれは長崎県、陶器の絵付けからこの世界に足を踏み入れる。
当時女性が窯に入る事は「穢れ」とまで言われていたがそれに屈せずに作陶をこなしていく。
しかし長男が慢性骨髄性白血病で亡くなったことにより、骨髄バンクの必要性に直面する。
そしてそれ以降骨髄バンクの必要性を訴える活動を始めて
現在は「滋賀骨髄献血の和を広げる会」の代表を務めている。
どんな性格の人?
神山清子特別インタビュー https://t.co/wYeOYiSEfl pic.twitter.com/darc5LzriV
— えふえむ草津 (@KusatsuFm) August 22, 2019
神山さんの性格を知る一番の手がかりは神山清子の半生を描いたとされる映画「火火(ひび)」が参考になります。
映画火火ではまさに炎のような性格の持ち主です。
窯向き合い続けて、失敗したらまた作り直す、その繰り返しの連続。
陶芸にひたすら新味に向き合う姿勢はただただ圧倒的に付きます。
また息子の賢一さんが白血病と診断された時も悲しむどころか喝を入れてしまうという負けん気の強さをもっていました。
しかしどんなに強くても完璧というわけにはいかなかったようです。
結婚して妻という役目を持ったからには清子さんは一歩引いて妻に徹すればよかったかもしれませんが、陶芸家としてはそれはできず、自分の主張を曲げれませんでした。
特に陶芸に傾けば傾くほどのその清子さんのめり込む性格によって夫婦関係は冷めていきました。
小さな村なので、そういった噂は一瞬に広まります。
また旦那に新しい好きな人ができたこともあっという間に広まり、清子さんの耳にも入っていきました。
そしてその当時を清子さんは「生きた心地がしなかった」と振り返っています。
そういった陶芸とは関係のないところでは、人間味がある人だったのでしょう。
どういう特徴があったのか?
清子さんは離婚などでお金などをもっていない時は、弟子に借金までして、子供の年玉を使い切り、パンの耳をたべて、農家にキャベツを分けてもらったりしています。
つまり陶芸しか見えていなかったということです。
のめり込むタイプだったのでしょう。
しかし、息子の賢一さんが白血病で亡くなった後も白血病の人たちの為に「滋賀骨髄献血の会」を作ったりしています。
真っ直ぐで面倒見の良い性格だったのです。
それが結果的に多くの人が彼女を信頼して訪ねてきたりする要因だったと考えられます。
なので彼女は陶芸家が持っているの孤独のイメージとは違った、多くの人が集まってくるそんな生き方の特徴をもった人でもありました。
まとめ
・スカーレットのヒロインのモデルとなったのは川原清子さんという女性の陶芸家。
・川原清子さんの性格はまっすぐで負けん気が強く、まるで炎のような性格だったと考えられる。
コメント